COSMO Insight Report

「患者インサイトレポート 第二弾 婦人科がん疾患編」

概要:

過去10年で抗がん剤の市場は3倍に増加。不治の病と言われていたがんの5年生存率は年々向上し、今や、がんは抱えながら共に生きる疾患に変わりつつある。

治療選択肢が増加したことで、患者が医師の説明を聞いて理解し合意するインフォームドコンセントや、さらに医師と患者がエビデンスを共有して一緒に治療選択肢を決定するシェアードディシジョンメイキングなどが台頭してきた。まさに今、医師から与えられる医療から、自ら学び選択する医療に時代は変わりつつある。

本レポートでは、婦人科がん3種における医師と患者の治療選択の実態を調査し、疾患毎の患者行動の違いを探索した。

またがん種ごとの報道数の多少、報道内容が患者自身の治療の意思決定に影響を及ぼすのかを検証するため、それぞれの疾患の報道傾向と、患者団体の活動や、個人の発信におけるインフルエンスの検証を行った。

【調査概要】

1.婦人科がん患者の治療への意識調査

調査目的:
がん罹患者における治療の選択意識、治療法についての検索行動を把握する

実施期間:2020年3月11日~2020年3月16日

調査方法:インターネットによるアンケート調査

調査対象:全国20代~60代の男女(全10種のがん罹患者)

サンプル数:
300サンプル(全10種のがん)、このうち婦人科がん3種90サンプル(卵巣がん30、子宮頸・子宮体がん30、乳がん30)

調査機関:楽天インサイト株式会社

2.婦人科がん患者会のエンパワーメント調査

調査目的:患者会・団体と、SNSにおける個人のインフルエンスの把握

調査項目:

患者団体の会員数、提携企業・団体等、代表者要職、報道記事数、SNS活動状況など
対象期間:2017年1月1日~2019年12月31日
患者、元患者、患者家族、医療従事者のTwitterのフォロワー数、ツイート数、主なツイート内容、リツイート数など
対象期間:2019年1月1日~2019年12月31日

3.婦人科がんにおける報道傾向

調査目的:

婦人科がんの報道分析
婦人科がんに関連する企業報道分析
分析項目:
日経テレコンを利用し、全国紙5紙における婦人科がんおよび疾患と企業に関する報道件数、報道傾向、報道トーンを分析

対象期間:2019年1月1日~2019年12月31日

レポート概要

レポート 費用 費用(税込)
日本語レポート(グローバルライセンス) 300,000円 330,000円
英語レポート(グローバルライセンス) 300,000円 330,000円
日英レポートセット(グローバルライセンス) 500,000円 550,000円
オプション:プレゼンテーション 100,000円 110,000円

*レポート購入時には、PDFのレポートをご納品いたします。

**利用範囲:レポートの回覧は、海外の事業所を含む購入法人内利用に限定いたします。

岩下裕司COSMO Insight Report 「患者インサイトレポート 第二弾 婦人科がん疾患編」