―患者エンパワーメントは婦人科がん患者にどのような影響を与えるのか―
―治療における患者の意識・行動から探る報道や患者会の影響―
株式会社コスモ・ピーアールは、昨年7月に創刊した患者インサイトレポートの第二弾として、「婦人科がん疾患編」をこのほど発行しました。
今回のレポート作成に当たっては、全国の主要な10種のがん患者300名を対象に昨年3月に行ったインターネット調査の中から、婦人科がん3種(卵巣がん、子宮頸・子宮体がん、乳がん)の患者に的を絞って、治療法の決定に至るまでの医師からの治療方法の提示、検索行動や内容、および治験や患者会活動への参加意向等を分析。あわせて、婦人科がん患者会のエンパワーメント調査、婦人科がんにおける報道傾向の分析を行い、「患者エンパワーメントは婦人科がん患者にどのような影響を与えるのか」「治療における患者の意識・行動から探る報道や患者会の影響」を検証し、婦人科がん患者の意識と行動に影響を及ぼす情報発信のあり方について、示唆に満ちたインサイトを得ることが出来ました。
【調査概要】
1. 婦人科がん患者の治療への意識調査
調査目的:
がん罹患者における治療の選択意識、治療法についての検索行動を把握する
実施期間:2020年3月11日~2020年3月16日
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査対象:全国20代~60代の男女(全10種のがん罹患者)
サンプル数:
300サンプル(全10種のがん)、このうち婦人科がん3種90サンプル(卵巣がん30、子宮頸・子宮体がん30、乳がん30)
調査機関:楽天インサイト株式会社
2. 婦人科がん患者会のエンパワーメント調査
調査目的:患者会・団体と、SNSにおける個人のインフルエンスの把握
調査項目:
①患者団体の会員数、提携企業・団体等、代表者要職、報道記事数、SNS活動状況など
対象期間:2017年1月1日~2019年12月31日
②患者、元患者、患者家族、医療従事者のTwitterのフォロワー数、ツイート数、主なツイート内容、リツイート数など
対象期間:2019年1月1日~2019年12月31日
3. 婦人科がんにおける報道傾向
調査目的:
①婦人科がんの報道分析
②婦人科がんに関連する企業報道分析
分析項目:
日経テレコンを利用し、全国紙5紙における婦人科がんおよび疾患と企業に関する報道件数、報道傾向、報道トーンを分析
対象期間:2019年1月1日~2019年12月31日
本調査レポートに関するお問い合わせ、調査レポート購入ご希望の方は、こちらにご連絡ください。